今回は赤坂6丁目にあるライブバー『ブルームーン』の外看板に注目する。 先ずは実際の写真をご覧ください。 『五感をフルに刺激する新しいスタイルのAmerican diner』 というキャッチが目に飛び込んで来る。
このお店は、アメリカンスタイルのフードメニューにプロのミュージシャンによる生演奏、そしてアロマの香りと一番の目玉、3壁面200インチスクリーンを三枚繋ぎ合せたド迫力映像が売りである。 また、お通しの殻付き落花生はおかわり自由なのが嬉しい。
指さきで落花生の殻を剥くのが癖になりやめられない。 つまり、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の五感をフルに刺激してくれるユニークお店である。
そこに先ほどのキャッチコピーは言葉自体は何となく理解出来るのだが今ひとつピンと来ない。
実はこのピンと来ないキャッチコピーこそ、人の好奇心を上手く擽った効果的な文句であり集客に一役買っているのだ。
俗に言う分かりやすいキャッチコピーより、何となく伝わるがハッキリしないキャッチコピーの方が、より効果が見込めると言うから驚きだ。