facebookの「近くのスポット」「googleプレイス」「yelp」「ぐるナビ」「楽天トラベル」等々。
スマホには必ずGPS機能が付いている事とスマホ自体が電話である事がローカルビジネスには打って付のようだ。
自分が今いる地点の周辺情報が簡単に引き出せたり、現在地からのナビゲーションや1タップで電話がかけられるなど至れり尽くせり。
特にAndroid用の「google now」は現在地や時間などの条件に応じて様々な情報をプッシュ通知してくれる。(iPhone用はgoogleアプリを起動させる事により利用可能)
簡単に説明すると、今いる場所の天気情報や自宅までの経路や交通状況、または終電情報、前もって予約したホテルまでのルートやリアルタイムのフライト状況と、空港までの交通情報などなど、ユーザーが今必要であると判断した情報を能動的に知らせてくれるサービスだ。
また、googleの音声認識技術を利用し自然対話での検索が可能。
例えばマイクに向かって「近くのバー」と話しかけると、周辺のバーがMAP付きで表示される。
表示されるのは「googleプレイス」の内容で営業時間やクチコミが閲覧できるほか、1タップで「電話」「経路案内」「ウェブサイト」の利用ができるようになっている。
初めて行くホテルやレストイラン、バーなどは、店内の様子が気になるものです。特にデート中は一番気を使う部分だろう。
googleのストリートビューでたまにお店の中まで入れるインドアビューを見たことがあると思うが、あれと同じような事が無料でできるサービスを紹介する。
「googleカメラ」で360°のパノラマ写真を撮影しここに投稿すればインドアビューが完成する。
投稿した360°のPhoto Sphere写真は世界中に公開ができ、ビューコミュニティで共有する事が可能。
残念ながら「googleカメラ」はAndroidユーザーのみの提供です。
しかしiPhoneユーザーは同じようなサービスがbubbliで可能だ。
使い方は、まずカメラアイコンをタップして360°全域をぐりぐりスマホを動かして撮影していく。
次に「Bubbles」をタップすると自動で不自然な繋ぎ目を修正し自然な360°パノラマ写真を生成してくれる。
ツイッターやfacebookなどにシェアが出来たりパノラマ写真をホームページにも掲載できる。
掲載された360°パノラマ写真を閲覧するのに特別なアプリをインストールする必要もなくそのままブラウザで閲覧できる。
また、スマホで閲覧した場合、スマホのジャイロ機能を利用して閲覧する。
例えば店内の天井が見たい時はスマホを上にかざして見る。床を見たい時は反対に下に傾けて見る。その動作がまるでその場に居る様な臨場感が味わえるのだ。
これらのサービスは全て無料でできる為、ローカルビジネスのwebサイトに是非導入をお勧めする。
ユーザーに疑似体験をしてもらい「行ってみたい」と思わせる事が集客に繋がるのではないだろうか。
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