スマートフォン(多機能携帯電話)の2012年末の世帯普及率が49・5%と前年末(29・3%)から大きく伸び、世帯のほぼ半数に達したことが、総務省の通信利用動向調査で14日、分かった。
初めてスマホを調査項目に入れた10年末は9・7%だったが、この2年間で急速に普及が進んだ。
タブレット型端末の普及率は前年末の8・5%から15・3%に上昇した。
一方で、パソコンは77・4%から75・8%に微減となった。
スマホなど新しく登場した情報端末でインターネットにつなぐ機会が増え、一部でパソコン離れが進んでいる可能性がある。
出典 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130614/biz13061417550024-n1.htm
スマートフォンやタブレットPCの普及で最近、オフィスワークでもこれらのデバイスは当たり前のように活用されてきている。
また、積極的にタブレットPCを導入する企業が目立ち始め、特にBtoCを展開する企業はユーザー視点という観点から意識してタブレットPCに慣れる事が重要視されている。
スマートフォン普及率は先進国からみると日本は低い数字となっているが、国内世代別でみると10代、20代の若い世代では60%を超えており、今後、顕著に伸びが予想される。
彼らがこれから先、主要なユーザーになって行く事は間違いないのですが、WEBサイトを初め、さまざまなコンテンツをマルチデバイス化(※1)することは必至ではないでしょうか。
昨年から大手企業のWEBサイトがレシポンシブデザインに移行してきており、オープンソースのCMS「WordPress」のテーマもレシポンシブデザインが多く配布されてきました。
今年から来年に掛けて既存サイトが次々レシポンシブデザインに移行していくのではと考えています。
参考) http://www.aflat.co.jp/matsuoka/?p=124
(※1)コンテンツやサービス、ソフトウェアなどが様々な種類の機器(device)から等しく利用できること。また、様々な種類の機器が混在し、相互に連携できること。そのような状態にすることを「マルチデバイス化」「マルチデバイス対応」という。
関連記事:
- レシポンシブwebデザイン
- タブレットPCが上昇トレンド!? WEBサイトはどう変化させれば?
- スマホの普及率 2014
- スマホ普及率に対してスマホ対応している企業の比率が尋常でない!
- PCからモバイルへの過渡期、WEBサービスはどう変化させたらいいのか?