SEOは崩壊した。

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昨今の爆発的なスマホの普及とSNS人気は目を見張るものがあります。 それまで企業のWEBマーケティングはGoogle等が代表する検索エン ジンを使ったSEOマーケティングが主流でした。

これはある意味、他力本願的且つ不平等なマーケティング手法で上位表 示されているサイトにどうしてもユーザーが集まる傾向にありました。
上位表示すればある程度の見込みが期待できますが、その調整と維持は 莫大な費用と時間がかかり、かといって検索エンジンに嫌われれば、 すぐに降格してしまう危険性が常にありました。

運営者の多くは、自分達の意図したマーケティングが思うように出来ず 手をこまねいている人も多い事でしょう。
しかし最近「SEOは崩壊した」という言葉を多く耳にするようになりま した。これはどういう事でしょう。

それまで上位表示さえしていれば、問い合わせや受注がある程度、期待 できていました。

また、リスティング広告を打っていれば、見込み客の確保も可能でした。
しかし、最近どうも効果が薄れてきたと感じている方も多いと思います。
いったい世の中では何が起こっているのでしょうか。
冒頭でもお話ししましたが、ユーザーの多くが検索エンジンではなく SNSなどのソーシャルメディアに流れています。

ユーザーはそれまで検索エンジンを使い、企業が用意したページを見て 購入の動機をつけていました。
しかし、企業が用意したページは当然良い事しか書かれていなくて 「本当はどうなの?」という気持ちは払拭できません。

ツイッターで実際に購入したつぶやきを読んだり、facebookで友達が 使っていて勧められて購入したりなど、購入動機が様変わりしてきました。

2012年2月の調査でOL(1036人)を対象とした購入意欲徹底調査。
「どこでその商品を知ると購入意欲や体験意向が高まりますか?」の質 問に対して、
1位は「テレビ番組内の紹介」で全体の27.7%でしたが、
次ぐ2位は「友人や知人からの紹介」19.3%
3位「ネットでのクチコミ」13.0%
それまで主流だった「ネット広告(クチコミ含まず)」は全体の3.9%と 低い結果が出ました。

また、「購入意欲や体験意向が高まるものを教えてください」の問いに対して
1位「仲のよい知人・友人がお勧めしている時」51.1%
2位「ネットのクチコミやブログ(芸能人以外)で評判がよい時」47.8% と、
過半数近くの人がクチコミに購入意欲を高めています。 以上の事より、すでにGoogle神話は崩壊してきていると考えられてきています。
これは多くの企業にとってピンチでしょうか。

いや、チャンスと捉えるべきでしょう。

それまで、マスメディアやSEOといったマーケティングはお金を持った 企業の独壇場で不平等な手法でした。 しかし最近は限りなく無料で出来るソーシャルメディアを駆使した集客 が可能となった訳であります。

企業が個々のユーザーと直接繋がる事で、ファン(見込み客)を獲得し フォローをして顧客に繋げていく、本来あるべき姿になったと捉えられます。
当然、ホームページも今までのSEOありきの作りから、ファンになった お客様のフォローの場へと作り変えなければなりません。

人々の動向は日々変化をしています。それは、誰も止める事や誘導する ことはできません。その情勢に順応させ、WEBマーケティングの考えを も変えて行く必要があるのではないでしょうか。

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松岡 未知

松岡 未知

インターネットの普及に伴い私達の生活は便利になり、ビジネスにおいても以前と比べものにならないくらい効率化が進みました。 またここ最近、ソーシャル・ネットワーキング・サービスは爆発的に普及し、遠からず近からず人と人の繋がりが生まれ、日々コミュニケーションが交わされており、もはや私達の生活になくてはならないツールの一つとなりました。 しかし、一人一台のコンピューター(モバイルを含む)を所有している私達にとって、いつでもどこでも世界中の人々と繋がり、平等に発言する事が可能となった反面、リアルな人間関係が希薄化してきていることも事実です。 その様な中で、バーチャルの世界では自己の考えを主張できてもリアルの世界では引っ込み思案になる若者が増えてきている事が懸念されています。 私達は、IT事業者として最先端の仕事に従事しておりますが、リアルとバーチャルのバランスを大切にしています。 技術やサービスを提供する前に、一人の人間としてお客様に接し、信頼関係を構築する事が初めの一歩と考えております。 こういう時代だからこそ、お客様と顔と顔を付き合わせて心の通じ合うお仕事がしたいと強く願っています。

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